- こんな症状があるとむし歯(虫歯)かも!?
- 当院で行うむし歯(虫歯)治療の特徴
- むし歯(虫歯)の進行別治療法
- むし歯(虫歯)で歯を抜きたくない方へ
~歯を残す歯髄保存療法・根管治療~ - 最大の治療は虫歯を予防すること
- むし歯(虫歯)治療Q&A
こんな症状があるとむし歯(虫歯)かも!?
- 歯の一部が白濁している
- 黒っぽい点が見える
- 茶色く変色している
- 冷たいものがしみる
- 噛んだときに痛みがある
- 何もしていないときに痛みがある
- 歯茎が腫れている
このような症状に気づいた際には、ヨット歯科医院にお早目にご相談ください。
「痛み」が出ている場合には、むし歯がある程度進行している恐れがあります。
当院で行うむし歯(虫歯)治療の特
当院では、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、以下のような虫歯治療を実践しています。
できるだけ痛みや怖さを軽減したむし歯(虫歯)治療
患者さんとコミュニケーションを取り、緊張をほぐしながら、カウンセリングや治療計画の説明の際には分かりやすい言葉を使い、治療内容について理解していただけるように努めております。リラックスこそが、痛みや恐怖心軽減の第一歩です。
また、笑気ガスを鼻マスクから吸うことで痛み・恐怖心を和らげる「笑気麻酔」にも対応しております。治療後、ガスは速やかに体外へと排出され、身体への害もありません。3歳くらいのお子さんでも受けていただける麻酔ですので、ご安心ください。
できるだけ削らないむし歯(虫歯)治療
歯を大きく削るということは、大切な歯がそれだけ大きく失われてしまうということです。
当院では、丁寧に虫歯を削り、必要以上の削除を行わないことで、歯を大きく残せるように努めております。
削る量が少なければ、治療時の痛みも抑えられます。
できるだけ歯を残すむし歯(虫歯)治療
虫歯が重度にまで進行したとき、抜歯を検討せざるを得ないケースというものも出てきます。
しかし、歯を失うことは、審美性だけでなく、食べる・喋るといった機能の低下を招きます。またその後、インプラントや入れ歯、ブリッジといった治療が必要になります。
当院では、患者さんがご希望される限り、歯髄保存療法や根管治療によって、歯を残せるよう努めています。
むし歯(虫歯)の進行別治療法
※このテーブルは横にスクロールできます。
進行レベル | 症状 | 主な治療法 |
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C0 エナメル質を表面的に溶かした虫歯 |
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C1 エナメル質に穴をあけた虫歯 |
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C2 象牙質まで進行した虫歯 |
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C3 神経まで進行した虫歯 |
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C4 歯の根っこまで進行した虫歯 |
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むし歯(虫歯)で歯を抜きたくない方へ~歯を残す歯髄保存療法・根管治療~
さまざまな理由によって虫歯を放置してしまい、しかし何とか抜かずに残したいという方のために、歯髄保存療法、根管治療に対応しております。
患者さんがご希望される限り、当院も最大限、その歯を残せるように努めます。
歯髄保存療法
歯髄にまでむし歯が達している場合、通常であれば歯髄をとることになりますが、条件次第では保存することができます。進行している虫歯に対して、歯髄を保存する(残す)ために行う治療です。
MTAセメントと呼ばれる特殊な材料で神経を覆うことで、保存できる可能性が高まります。
根管治療
根管治療とは、根管から虫歯に侵された神経を取り除き、洗浄・消毒、さらに薬剤を充填しておくことで、内側からの虫歯の再発、細菌の侵入による虫歯の再発を防ぐ治療です。
審美性・機能性を回復させるため、さらにその上に被せ物を取り付けます。
最大の治療は虫歯を予防すること
虫歯部分を削った歯は、歯科用プラスチックや金属、セラミックなどで修復します。ただ、それは「元通り」になったわけではありません。
審美性においても機能性においても、天然歯に勝る人工歯はありませんし、治療をした歯はどうしてもその後の虫歯リスクが高くなってしまいます。
まずは虫歯にならないことが大切であり、そしてそのためには予防歯科が欠かせません。歯科医院で、ご自宅で、虫歯予防のためにできることがあります。
むし歯(虫歯)治療Q&A
痛み、恐怖感が心配で、笑気麻酔を考えています。健康保険は適用されるのでしょうか?
はい、笑気麻酔には健康保険が適用されます。笑気麻酔をご利用される場合には、通常の虫歯治療費に加え、800円ほどが加算されます。
※3割負担の方の場合。笑気ガスの濃度・使用時間によって多少変動。
虫歯になりやすいのは、歯のどの部分でしょうか?
平らでブラシが当たりやすいところ以外が虫歯になりやすいと言えます。
奥歯の溝、歯間、歯と歯茎の境目などです。詰め物や被せ物を使用している場合にはそのまわり、歯並びが悪い場合には歯と歯が重なっているところも、汚れが溜まりやすく、虫歯になりやすい部分です。
セルフケアの際には、そのあたりを特に丁寧に磨くようにしましょう。
虫歯の治療後、自宅に帰ってからまた痛みだしました。どうすればいいですか?
すぐに歯科医院を受診できるのであれば、受診してください。
難しい場合には、市販の痛み止めの服用が有効です。眠れないくらいの痛みがある場合には、我慢せずに服用してください。そして翌日、受診しましょう。
また、入浴、激しい運動、飲酒は血行を促進し痛みを増幅させる可能性がありますので、お控えください。
根管治療が必要になったとき、通院回数が増えるのはなぜですか?
根管治療では、根管の洗浄と消毒の工程を何度も繰り返すため、通院回数が多くなります。
根管形態は非常に複雑でストローのように直線ではなく途中で枝分かれしたり合流したりしています。
そのためしっかりと消毒するにはどうしても回数がかかってしまうのです。細菌を少しでも残してしまうと、薬剤を充填して、被せ物をしたあとに、内側から虫歯が再発してしまう可能性が高くなるためです。そうなると、根管治療自体を繰り返したり、場合によっては抜歯という選択をすることになります。
こういった事態を避けるため、何度か通院していただきながら、洗浄・消毒を徹底的に行う必要があるのです。
虫歯治療をできるだけ安く済ませたいです。どうすればいいですか?
まずは定期検診や予防で虫歯にならないことが大切です。虫歯にならなければ、厳密な意味での“治療費”はかかりませんね。定期検診や予防のたびに費用が発生しますが、長期的視点から医療費全体を見た場合には、安く抑えられる可能性が高くなります。
次に、できるだけ早期のうちに治療することが大切です。たとえば、エナメル質に穴があいた「C1」であれば通常3,000円以下(通院1回)で治療ができますが、象牙質に進行した「C2」になると場合によっては6,000円近く(通院2~3回)かかることがあります。基本的に虫歯が進行するほど治療費が高くなり、根管治療を行い、被せ物を取り付ける場合には、1万円~2万7,000円ほど(通院4~6回)もかかってしまいます。
(※費用はいずれも保険診療・3割負担の方の場合)